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既卒者育成支援奨励金の創設・申請が始まります!

2010年12月8日

既卒者を含めた新卒未就職者における企業の採用状況は、依然として厳しい現状にありますが、厚生労働省の就職支援奨励金制度の「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」、「3年以内既卒者採用拡大奨励金」に続き、第3弾として、「既卒者育成支援奨励金」が創設されました。

 

 既卒者育成支援奨励金

【概要】
成長分野等の中小企業事業主が、3年以内の既卒者を有期雇用(原則6カ月間)で雇用し、その間に、実習に加えて座学等(OFF-JT)の研修を実施し、その後、正規雇用へ移行させた事業主に対して支給される。


【対象者】
ハローワーク等に求職登録を行い、就職先が未決定で、正規雇用の実現の為には、既卒者育成雇用を経ることが必要であると公共職業安定所長が認める以下に該当する者

  1. 平成20年3月以降の新規学卒者で就職先が未決定の者(平成22年度の新規学卒者については、卒業日以降に本制度を利用できる)
  2. 卒業後安定した職業に就いた経験がない者(1年以上継続して同一の事業主に正規雇用された経験がない)

  3. 40歳未満

【支給金額】
 ○ 有期雇用期間(原則6ヵ月)については、1人につき月額10万円(最大60万円)
 ○ 有期雇用期間の座学等に要した経費(3カ月以内)については1人につき月額上限5万円(最大15万円)
 ○ 有期雇用後の正規雇用の雇い入れについては、正規雇用への移行から3ヵ月経過後に1人50万円

 ○ 合計で、対象者1人あたり最大125万円の奨励金を支給

 

 

参考 URL 厚生労働省
既卒者育成支援奨励金

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