2012年5月30日
茨城労働局では、2011年度中に「個別労働紛争解決制度」寄せられた相談が、前年度と比べ、7.6%増の5487件に上り、2001年の制度開始以来、過去最多となったことを公表しました。
茨城県の相談件数の内訳では、最も多かったのは、「解雇」の1204件ですが、前年比14.7減となっております。一方、次いで多かった「いじめ・嫌がらせ」は、同36.5%増の1089件と大幅に増加しております。
全国的にみても、パワーハラスメント(職務上の権威や人間関係による嫌がらせ)の相談件数が急増しており、パワハラ問題が労働紛争の対象として認識されてきたことが影響されているようです。
●参考